WEBサイトの捉え方と扱い方

WEBサイトの捉え方と扱い方

WEBサイトをつくったけれど更新してくれない。
お客様が増えないとクレームを言われる。

依頼でWEBサイトをつくったりリニューアルをしたりしたけれど、クライアントはなかなか更新しないし、うまく活用できているのかわからない。。
挙句の果てにはクレームまで。。
この記事ではデザイナーあるあるなこちらについて、まとめていきます。

本記事のテーマ

WEBサイトとは何なのか

記事の信頼性

こんにちは、ユウイチです。

私は大学(非デザイン系)を卒業後、デザイン会社に就職し、今は独立してフリーでデザイナーをしながら、家族3人で暮らしています。

そして、特にSNSを活用しなくても、

🔴月平均30万安定して稼ぐ
🔴労働は1日8時間程度
🔴土日は基本休み

といった生活を送っています。

読者さんへ

僕はデザイン会社に勤務し、数十件のWEBサイトの制作をしてきました。最初の方は特にWEBサイトの必要性というものも考えることもなく、淡々と制作を進めていました。

しかしWEBサイトをつくり、その後もそのクライアントと関係を続ける中で、結構な頻度で更新をしていないという事実に気づき始めました。

そこそこの費用を払ってまでつくったWEBサイトなのに、どうしてこんなにも放置しておけるのだろうかと不思議に思うこともありましたが、どうやらネットになった途端、存在を軽視しているとのではないかと感じました。

今回は、そんなWEBサイトをどう捉えれば、軽視せずに活用できるかという考えをまとめていきます。

この記事を読んで、WEBサイトを軽視するクライアントに対してどう説明すれば良いのかという悩みがスッキリ解決していただければ嬉しいです。

足りないネットリテラシー

先日このようなツイートをしました。

そもそもなぜWEBサイトをつくりたいと思ったのか。

今時WEBサイトがない会社なんてものはないから「うちもつくらなきゃ」というところがまだまだ大半だと思います。今思うと、僕も恥ずかしながら依頼があった時に「どうしてWEBサイトをつくりたいんですか?」と質問した記憶があまりなかったのと、クライアントからも「どうなりたいか」という明確な目的を言葉として聞くこともほとんどありませんでした。

ざっくりとしてあるのは、
・開業したからつくりたい
・年数が経ったから、世代交代したからリニューアルしたい
・ネットでも商品を売りたいから

といった、目的以前の話に留まるものばかりでした。

「WEBサイトさえあればクライアント側が勝手に頑張って商品を売ったり活用したりするのでは?」という疑問もでてくるかもしれませんが、実際はそういうわけにもいきません。

なぜかというと、SEOなど、サイトの設計の質が担保できなければどれだけクライアントが頑張っても売上には貢献できないからです。

ひとつ、僕の知り合いから聞いた話があります。

地元の有名な老舗写真館があり、ある時WEBサイトのリニューアルをしました。

もともとは、普通に検索をすれば県内で上位に表示されていたのですが、なんとリニューアル後には順位が下がったどころか表示もされなくなったのではないか?というぐらいになってしまっていました。おまけにデザインは何十年前のものだと思うほど。。

幸いその知り合いがその会社と繋がりがあったため再度リニューアルを提案し、検索順位も上位に戻りました。

ここでの問題は、もちろんデザイナー?側が質の悪いものをつくったというところがまず第一にありますが、クライアント側にも責任はあると考えています。

SEOの詳しい知識とはいかないまでも、 WEBサイトがどのような競争下に置かれているのかくらいはなんとなくでも知っておかないと、この例のように会社に大きな損失を生み出してしまいかねないからです。

現代において、会社の決定権を持つ人物にネットリテラシーがないことはもはや致命傷なのです。

WEBサイトはリアルの会社と同じ

ではWEBサイトをどのように捉えるべきかというと、ツイートでも書いた通り「リアルの会社」と同じと考えるということです。

リアルの会社の場合

まずリアルの会社を設立、建設したとします。
WEBサイトがなかった時代を考えると、まずは自社の営業に回るでしょう。

各地を巡り、
「私はどこで、何を、何のために、どのようにつくっているので、ぜひ我が社の商品を扱っていただけませんか?」と。

チラシを配布したり、新聞や看板で広告を打ったりということもあるでしょう。とにかく必死で自分の会社の存在を示そうとします。

WEBサイトの場合

一方、WEBサイトの場合はどうでしょう。
WEBサイトをつくり、お知らせ項目に「WEBサイトを公開しました」の1記事がぽつん。こんなところをよく見たことはないでしょうか?

しかし、WEBサイトを活用して自社を宣伝するところが何をするかというと、

SNS投稿を続けて自社がどのようなことをしているのかを伝えたり、
チラシを配布してWEBサイトの閲覧を誘導したり、
広告を出してWEBサイト上での購入を促したり、

と、やっていることはあまり変わらないのです。

つまり、お客様に会社へ来てもらうことと、WEBサイトを閲覧しにくることは特別変わったことはないのです。

それどころか、WEBサイトには情報がまとまっている分、自分たちが対応しなくて良いので本来であれば幾分も楽になっています。

さらに、老舗と呼ばれるような会社であれば、社屋を改装でもしなければ暗くてとても良い雰囲気といえない場合も多いです。しかしWEBサイトであれば、綺麗なところを写真に撮り、それを掲載すれば、社屋の年数など気にすることもありませんし、気に入らなければ差し替えたり調整することも可能です。

ここまでくると、社屋そのものよりもWEBサイトに時間も費用も投資した方が会社にとってはメリットが大きいと感じていただけるはずです。

クライアントにどのように提案するか

では、WEBサイトの捉え方がわかったところで、次はこれをどのようにクライアントに提案するかということが必要となってきますので、僕の経験をもとにいくつかご紹介したいと思います。

WEBサイトはリアルの会社と同じ、もしくはそれ以上であることを伝える

まずは、先ほど書いたような内容を伝えてみることです。ただ「つくりたい」という目的しかなく、ネットリテラシーのないクライアントは、いざつくったとして「WEBサイトをつくったのにお客様が増えない」という不満を感じることもありますが、それは当たり前の結果だということを伝えなければ、デザイナーとしてはつくり損です。

売り上げの貢献に必要なのは、デザイナーによるデザインされたものではなく、クライアント自身の行動であるという事実を、早い段階で伝えましょう。

「SEO」というものがあることを伝える

先にも少し書きましたが、こちらも検索を上位に持ってくるためには重要です。そしてそこで気をつけなければいけないのは、「人間ではなくAI」を相手に戦わないといけないという点です。

よく雰囲気重視のテキストを書きたがったり、普段文章を書いていないのに、変なこだわりを持っていたりする場合があります。

もちろん、クライアント側に用意してもらわないといけないものもありますが、基本的にはインタビューしてまとめるか、「いただいたテキストはSEO対策用に調整します」といったことを伝えたりした方がよいです。

更新しないと順位が上がらない、むしろ下がるということを伝える

競合が同じ地域に大勢いなければ特別気にすることもないと思いますが、基本的にはWEBサイトをつくっただけで検索上位に食い込むことはまずありません。

一般的に、検索上位の戦いの土俵に上がるには、最低でも50〜100記事必要ということが言われています。しかもただの日記ではなく、お客様にとって役に立つ記事が、です。

簡単に見える分、圧倒的な質と量が求められています。

そう難易度が低くない事実は知って置かなければ、必死にもなりません。事実は事実として受け入れてもらいましょう。

担当者をあてろと言う

数人程度の会社規模なら社長自身が更新をしても良いと思うのですが、数十人規模の会社の社長が会社のサイトの更新を行うのは僕はナンセンスだと考えています。

効率の面で見れば、ネットの操作については若い層にしてもらった方が飲み込みも早いし、扱い方にも長けています。

また、ノウハウを社長が溜め込んで、いざ誰かにやってもらおうと思った時に、社長自らが担当者に手取り足取り教えてあげますか?そんな時間ありますか?もっとやるべきことがありますよね?という問題です。

社長として、何をして何をしないことが会社のためになるのか。利益を求めるのであればこういった判断も検討してもらわないといけない場面は多々あります。

少なくとも、会社のサイト更新は社長がすべきものではありません。

まとめ

今回は

・WEBサイトはリアルの会社と同じ
・クライアントにどのように提案するか

について書きましたがいかがだったでしょうか。

現在においても、目に見えづらいものに対してまだまだ楽観的な考えを持つ人はかなり多いです。

自分のクライアントにもきちんと喜んでもらえるよう、厳しい現実とも向き合わせて、無理であれば協力する体制をとるなどして、WEBサイトを最大限に活用できるように背中を押してあげて見てはいかがでしょうか。

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